電子部品のテスト方法 第2部

電子部品を最初に入手した際、また製品への組み込み前にテストを行うことは非常に重要です。部品が設計通りに機能するか、そしてメーカーが謳う性能を発揮するかを確認する必要があります。部品の寿命を正確に知ることはできなくても、最初からきちんと動作し、あらゆる期待や要件を満たしていることが分かれば、安心につながります。

 

電子部品のテストで最もよく使われる工具の一つが テスター(マルチメーター) です。多くの場合、オートレンジ式よりも手動レンジ式のテスターを使用することが推奨されます。そのためテストを始める前には、必ず部品を放電させ、蓄積された電気やその他の影響要因がテスト結果に入り込まないようにしてください。

 

電池はボルトで、コンデンサはファラドで測定され、いずれもテスターを使ってテストできます。電池をテストする際は、赤いリード線を電池のプラス極に、黒いリード線をマイナス極に接続し、電池の表示電圧に応じて電圧レンジを設定します。例えば9ボルトの電池を測定する場合は20ボルトレンジを使用します。電池の状態が良好であれば、8.5から9.5の間の電圧値が表示されるはずです。これで電池の抵抗(電圧)を測定できました。

 

 静電容量とは、 コンデンサで測定するものです。単位はファラド(静電容量の単位)です。測定する際は、公称10ファラドのコンデンサに対して20ファラドのレンジを使用できます。この場合もコンデンサを放電させ、20パーセントの誤差は許容範囲であることを覚えておいてください。つまり、この10ファラドのコンデンサでは9から11ファラドの範囲であれば問題ありません。

 

テスターはダイオードのテストにも使用できます。アノードとカソードを分離し、まず赤いリード線をアノードに、黒いリード線をカソードに接続して電流の流れを測定します。次にリード線を逆にして、何も表示されないことを確認してください。ダイオードは一方向にのみ電流を流します。

 

LEDは発光ダイオードであるため、基本的に同じ手順で測定できます。アノードを黒、カソードを赤に接続した状態で値が表示された場合、そのLEDは不良品です。本来、光は接続が逆の場合にのみ点灯するはずだからです。


 

次はトランジスタです。「トランジスタは、BJT(バイポーラ接合トランジスタ)とも呼ばれ、電流によって駆動される半導体デバイスであり、電流の流れを制御するために使用できます。ベース端子のわずかな電流が、コレクタとエミッタの間のより大きな電流を制御します(NPN型の場合)。弱い信号を増幅したり、発振器やスイッチとして使用したりすることができます」と、あるテクニカルフォーラムは説明しています。 

 

トランジスタには、NPN型(負-正-負)とPNP型(正-負-正)の2種類があります。テスターの赤いリード線を中央の端子に、黒いリード線を両側の外側の端子に接続した際に値が表示されればNPN型トランジスタであり、値が表示されなければPNP型トランジスタです。

ヒューズもテスターで確認できます。リード線を端子に接続し、ヒューズが正常であれば実際に値とビープ音が得られます。この場合、無音であればヒューズは切れています。

 

その他の部品のテスト方法については、以下の動画もご覧いただけます。

  1. スイッチ

  2. ヒートシンク

  3. 筐体

  4. エンコーダー

 

動画を制作するたびに、ここに随時追加していきますので、このページをブックマークして、時々戻ってきて追加内容をご確認ください。

 
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